ビジネスと不動産経済を本気で考えるブログ

コンパクトアパートを始めた訳

弊社が提案するコンパクトアパート。

開始したのは5年前です。

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コンパクトアパート事業を始める前に、現在、不動産会社が使うサイトのレインズで東京23区内にある新築アパートの資料を全て取り寄せ間取りを研究し、そして適正家賃かどうか調査し、全ての物件を車で見に行ったところから始まりました。

 調査期間は約半年かかりました。

 

当時は、サラリーマンの方でもアパートが買える状況になる一歩手前だったと思います。

 

半年間調査して思ったのは、市場にでている新築アパート全ての間取りが同じような形状をしていて、広さも似たり寄ったり、そして家賃は新築プレミアがついて相場より高額になっていたことに気づきました。

 

この家賃設定でこの間取りだと数年後には競合が多くて家賃も下げざるを得ないと予測しました。

 

また、土地の立地も駅から10分以上だったり、土地の形状が旗竿だったりと、将来的に売却する際は、かなり苦戦する物件が多く存在していました。

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実際、当時の不動産会社は、住宅に向かない土地を無理やりアパートを建てて販売していた感もかなりあります。(今もありますが・・・。)

 

そこで、競合他社と区別をつけるために始めたのが『コンパクトアパート』です。

 

特徴なのは部屋の広さは約5帖、2階に関してはロフト付き、徹底的に建築コスト削減するため、無駄なデザインを省き、1階の家賃は管理費込で5万円以下です。

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設備に関しては、入り口にオートロックを付け、当時アパートでは珍しかった宅配ボックスも付けました。

肝心な土地に関しては、駅から10分以内、土地の形状は角地か、将来売却する際も普通に住宅用地として可能な土地のみをターゲットにしました。

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 そんな中初めて市場に発表したコンパクトアパート1号は、コンセプトを理解して頂いた投資家様に更地の段階でご購入頂きました。

 

当時は、「こんな狭い部屋にちゃんと入るの?」

と、金融機関からも疑問の声を多くもらいました。

「5年後には空室が目立つようになるんじゃない?」

とも言われました・・・。

 

そして、コンパクトアパート事業を始めて5年・・・。

約5年で供給した戸数は約300室にしかなりますせんが、現在の入居率は98%です!

立地にこだわると、年間に数棟しか供給できないのです。

 

弊社のコンパクトアパートをお一人で3棟所有して頂いているお客様もいらっしゃいます。

先日のテレビでの特集でも取り上げてもらいました。

 

相変わらず金融機関は収益物件のローンについては消極的ではありますが、その中でも積極的な銀行さんも実はあるのです。

 

今年、企画しているコンパクトアパートに関しては、事前にその銀行さんに評価を依頼し、年収1000万以上、自己資金1000万円以上で購入可能との回答も頂いております。

 

今年、日本の経済に関しては、かなり厳しいとの見方も多いですが、不動産業界ではアパート業者と言うプレイヤーが少ない今、あえてコンパクトアパート用の土地を仕入れ逆張りの精神で乗り切ろうと思っています。 

是非、お問い合わせの方宜しくお願いします。

 

 

著者プロフィール

Lidix

ライディックス株式会社 代表 山上 晶則

東京都で不動産会社を経営しています。
将来的に不動産経済がどうなるかは、あくまでも二次的な要因が大きいため、「国内外の政治経済や金融」、「異業種で成功している事例」などを分析することを得意としています。

このブログでは、現在の経済状況を自分なりに読み解き、時代に合った経営や様々な投資、そして、「何かに依存しない生き方」を求めて日々勉強している内容をアウトプットするために書いています。



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    ライディックス株式会社のオウンドメディアです。ライディックス株式会社は、東京都練馬区より投資用アパート、戸建住宅を提供している会社です。

    Lidix Onlineは主にライディックス株式会社の代表 山上が考えるビジネス・マーケティングの視点から不動産を取り巻く環境について、情報発信を行っています。

    私達の事業分野である不動産は、あくまで社会経済の一部です。より堅実な投資とは何かを考察するため、日々マクロな視点とミクロな視点で社会情勢を追いかけています。


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