はじめに
1月8日に一都三県に向けて『非常事態宣言』が再度発令されました。
予想していたこととはいえ、大変な状況になりました。
しかし、会社でも個人でもこの時期に“何を行ったか”が重要になってきます。
過去を振り返ってみても『ピンチはチャンス』なのは間違いありません。
雇用の激動期に突入
コロナ直撃の2020年を経て2021年の雇用、働き方はどう変わっていくのでしょう。
ちなみに、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で2020年に解雇や雇止めにあった人は見込みも含めて7万9068人にまでになりました。
今後ますます増えていくのは間違いないでしょう。
そんな中、個人が主体的に自分のキャリアを作らなくてはと言う風潮が高まってきているようです。
下記の表は株式会社ビズリーチが行ったアンケートの結果です。
ここ数年で大企業でも年功序列がなくなっていき、日本の企業として当たり前だった終身雇用ですらもう難しい状況でなったのが、コロナ禍でそのスピードが速くなりました。
そして個人として、「このまま会社に依存しないキャリアを作らなければならない」と考える人が9割にまでのぼったという結果になりました。
コロナで起きた様々な二極化
コロナの影響で様々な二極化ができました。
一番は・・・
例えば、コロナで営業ができなくなり苦しい状況に陥った飲食業でも、まったく新しい取り組みを始めて乗り切ったお店も実際あります。
非常事態宣言が出ている今、給付金目当てでじっと我慢していても何も始まりません。
国が助けてくれている今だからこそ、“次の一手”を考える必要があり、一歩踏み出す勇気が大事になってきます。
コロナ禍一気に注目されたのがDX(デジタルトランスフォーメーション)です。
ちなみにDX=ITと思っていませんか?
ここで、軽くDXの説明を・・・
DXとは「ITの活用を通じて、ビジネスモデルや組織を変革すること」を意味します。目的は「企業の競争優位性を確立すること」です。
つまり「IT化」と「DX」の違いは、前者が業務効率化などを「目的」としているのに対し、後者はそれを「手段」として変革を進めるということになります。
時代は更なるデジタル化に向かっています。そんな中、アナログのままの人は間違いなく取り残されていくでしょう。
昔はその人の経験がものを言いましたが、これからはその経験がさして役に立たなくなってきています。
それよりも、変化の方向性を見極め、新しいやり方を導入することに躊躇しない人がより評価されているのではないでしょうか。
そして昔のやり方に固執する人は取り残されていくことになります。
まとめ
このブログは「何かに依存しない生き方をする」ことをテーマとしています。
年末にも書きましたが、僕の場合は「会社の今ある収益だけに依存しない」ということです。
そのため、事業のセグメントを増やし、収益の柱を増やすことを心掛けてきました。
個人的にも同じです。
会社からの給与の他に、不動産投資、株式投資なども積極的に行っています。
そのためにはかなりの勉強も必要になってきます。
投資と浪費は違います。
何の勉強もせず投資を行うことは浪費に近いです。
非常事態宣言になり時間にゆとりができた場合に最も意識しなくてはならないことは、新たに生まれた時間を投資に回すか、浪費に回すかで変わるのではないでしょうか。
このブログを読んでくれた人が少しでも一歩踏み出す勇気が持ててくれれば嬉しいです。